コミック「強殖装甲ガイバー」からマックスファクトリー バイオファイターコレクションMAXシリーズ 「ガイバーⅠ」を紹介します。
コミック強殖装甲ガイバーは1985年から現在まで連載中の漫画です。今年で33週年と長い期間連載していますが間に2回ほど休刊し新巻の度に前回のあらすじを忘れて読み返す必要が有るほど発刊ペースが非常に遅い為、最新刊はまだ32巻止まりです。
変身ヒーローものではありますが変身後の姿がグロテスクで一般的なヒーローのデザインとは一線を画しています。強殖装甲という生命体を身に纏う事で変身するのですが肉の塊を全身に覆う感じで結構グロテスク(関節部が筋肉繊維むき出しの形状)です。
私はデビルマンといいグロテスクなヒーローが好みみたいですね。登場する敵も遺伝子操作により獣人化した怪人(獣化兵(ゾアノイド))でこれまたグロテスク。33年も前から連載しているので絵のタッチは古めな感じですが昭和世代の私には非常になじみやすいです。
子供の頃、宇宙刑事シリーズのギャバン、シャリバン、シャイダーが好きでゴレンジャーやサンバルカンの様な戦隊ものは余り好きではありませんでした。理由は悪役1匹に対し複数で寄ってたかって懲らしめるのが卑怯な感じがして宇宙刑事や仮面ライダーはたった一人で立ち向かう様が凄くカッコよく見えました。このガイバーも仲間はいますが基本は一人で戦うスタイルです。他にも似たような漫画でウィングマンや覚悟のススメとかが変身ヒーローもので好きですね。
このガイバーは変身の設定だけでなくストーリーも変わっていて悪の秘密結社クロノスが世界征服に成功しちゃっています。私のよく知る秘密結社という組織は大抵世界征服を目論んでも成功した試しが無かったと思いますが見事に世界征服し世界をクロノスが統治してたりします。
これはマックスファクトリーより2005年に発売されたバイオファイターコレクションMAXシリーズ になります。
今までガイバーはアクションフィギュアが販売されておらず非常に待ち焦がれておりました。発売した当時、速攻でショップに買いに走りました。非常に良く動き、腰の装甲も一部ラバーにすることで関節の開脚の妨げにならないような工夫がされています。
デザインも原作コミックのまんま立体化に成功しており非常に満足です。このシリーズは既に販売終了していて、現在はfigmaからサイズは一回り小さいですが販売しています。
劇中の様に胸部の装甲を剥がすことでメガスマッシャーを放つポーズを再現できます。
全体のバランスが良く関節もデザインの妨げにならない様に工夫されていて素晴らしい逸品です。
バイオファイターコレクションMAXシリーズ としてガイバーⅡ、ガイバーⅢ、ギガンテックダークを所有しています。
ガイバーⅢ
ガイバーⅡ
ギガンテックダーク
現在では少しプレミア化しており中古でも高額になっています。こんなことだったらシリーズで未所有のガイバーギガンテック等ゲットしておけばよかった。。。
ライトアップするとまたデザインの良さが際立ちますね~。