GPD WIN2では無くここはあえて初代!携帯型Windows10ゲーミングPC「GPD WIN」をレビュー

GPD WIN2では無くここはあえて初代!携帯型Windows10ゲーミングPC「GPD WIN」をレビュー

昔から小型PCに非常に魅力を感じてしまいます。CASIOのFIVAに始まりSHARPのフチマサ、FujitsuのLOOX UとUMPC(ウルトラモバイルパソコン)を渡り歩いてきました。

OQOは価格の問題から我慢しましたがフルスペックのPCが手のひらサイズで実現していることにロマンを感じざるを得ません。物欲として満たす事が目的な方もおられると思いますが私は単に衝動買いで眠らすのではなく購入した歴代UMPCはボロボロになるまでしっかり使い倒してきました。

UMPCを所有して毎度残念に思うことは最大の特徴である手のひらサイズを重視した為、性能が犠牲になり例外無くスペック不足に悩まされ続けてきました。CPUパワーしかり、バッテリー容量しかり。それでもUMPCを愛し購入し続けてきました。

ですが最近は国内メーカーからこのような尖った仕様のUMPCがリリースされなくなって久しいです。やはりスマホやタブレットに人気が集中しPC市場が冷え切った為、小型PCの需要が更にタブレットに喰われ需要が無くなったと判断されたんだと思います。

そんな中、国内メーカーではなく中国、深センにある企業「GamePad Digital (GPD)」がとんでもなく尖った仕様のUMPCを2016年にリリースしました。それが今回紹介する「GPD WIN」です。既に後継機(GPD WIN2)が発表され発売間近ですが

ここはあえて初代のGPD WINを紹介します。

もっと早く紹介したかったですが当時まだブログは初めていなかったので将来開設するであろうこのブログで紹介することを楽しみにしていました。今回は各所で既に紹介されまくった内容と被るとは思いますが私なりに初代「GPD WIN」の良さを伝えたいと思います。

先ずはこのスペックを見てください。

※以下ウィキペディア引用

製造元
GamePad Digital (GPD)

種別
Handheld game console / Ultra-mobile PC / Palmtop

発売日
2016年10月(1年半前)

OS
Windows 10 Home , GNU/Linux (unofficial)

CPU
64-bit x86 1.60GHz up to 2.40GHz (2.56GHz Z8750) multi-core processor Intel Atom Z8700 or Z8750

メモリ
4GB LPDDR3 RAM

ストレージ
64 GB ROM (eMMC 4.51), one microSD slot (128GB max, 256GB max unofficially)

ディスプレイ
5.5″ 1280×720, 720p 16:9 Capacitive display, multi-touch support with Gorilla Glass 3

グラフィック
Intel HD 405 Graphics 200MHz (600 max)

コントローラ入力
D-pad, 4 face action buttons, 4 shoulder buttons, 2 analog sticks

外部接続
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4 & 5GHz), Bluetooth, USB 3.0 Type A, USB-C, MiniHDMI, headset port.

サイズ
155 mm x 97 mm

このスペックからいえることは兎に角小さい!3DS LLと同じくらいです。3DSのケースを流用できます。更にそのサイズでは今まで実現されることが無かったCPU、メモリのスペック。CPUがAtomなんで低スペックだと思う方もいらっしゃると思いますが

このAtomは過去のAtomでは考えれないくらい高性能なんです。省電力が売りであることは変わりないですがCore2Duoレベルの性能はしっかり出ます。ストレージもHDDでは無いのでディスクスワップによるストレスがありません。

過去のUMPCはバッテリー容量とCPU、メモリーの貧弱さに泣きましたがこのGPD WINはバッテリーも軽く6時間以上は持ち、ネット閲覧、動画鑑賞、ドキュメント作成は余裕で更にちょっとした3Dゲームも難なく動き快適に利用できます。

そして最大の特徴がキーボード上部にゲームパッドが実装されておりUSBでゲームパッドを接続する必要はなくそのままPCゲーを楽しむことが可能です。国内メーカーではあり得ない、めちゃくちゃ尖った仕様に度肝を抜かれました。

GPD WINのパッケージです。専用ケースはおまけでついてきました。

開封しお目見えしたGPD WIN。とてもフルスペックのPCだとは思えない外観です。

起動ロゴ。GPD社のロゴが電源投入後表示されます。

はい。Windows10です。モバイル版ではありません。フルスペックのWindows10が起動します。私はアップグレードしてWindows10 Proをインストールしています。

閉じたところです。LEDが光る少し控えめなデザインです。クラムシェル型で見た目3DSと非常に似た外観です。電車で触っていると3DSで遊んでいると思われているでしょう。

今は懐かしいスマートブック?IS01、通称眼鏡ケースとの比較です。一回り大きいくらいですね。

Nintendoのハンディゲーム達と比較。ゲームボーイ、DSLiteです。残念ながら3DSは所有していません。

ゲームギア、Parm端末ハンドスプリング社のVisor Deluxです。ゲームギアがかなりでかく見えますね。

FujitsuのLOOX Uです。LOOXより一回り小さいですが画面がGPD WINのほうが大きいです。LOOX発売当時これの小ささに度肝を抜かれましたがさらにその上を行っています。

少しカスタムしてみました。カッティングシールでジョーカーを作成し天板に張り付けました。怪しさが強調され不気味になってしまいました。

底面にJOKER刻印。ステッカーなんですぐ剥がせます。

壁紙もバットマンダークナイト。





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ここからPCゲームの動作結果を紹介します。

Steamから適当なゲームを選択しました。

先ずはSkyrim LEを起動

起動にあまり時間はかかりませんでした。

オープニングのシーンです。本体に実装されているゲームパッドで操作可能です。特に重たいと感じることはありませんでした。

アルドゥイン襲来ですね。比較的このシーンは処理が重たかったはずですが普通にプレイできます。ちなみにMODは一切入れていないバニラ状態なのでMOD内容によっては処理落ちがひどくなるかもしれません。

ウルトラ ストリートファイター4を起動

これは他の方のGPD WINでの動作レビューを良く見かけます。既知の通り快適に動作します。

キャラクターセレクト画面。Juriを選びました。

画面が小さい為非常にきれいに見えます。解像度は今のPCやスマホから見ると低解像度1280×720でフルHDですらありませんがそこがミソだと思います。

解像度があまり高いとこのような3Dゲームではスペック不足になりがちですが低解像度の為、スペックがそれほど要求されず結構軽快に動きます。

バトル画面。処理落ちも目立たず全く気になりません。快適です。ただ、ボタンが4ボタンなんでカプコンのストリートファイターシリーズでは6ボタン欲しいところです。

SNKだと問題ないんですが。

格ゲー好きの私としては大満足です。

続いてストリートファイター X 鉄拳を起動

これはあまり動作レビューとして見なかったのでどれだけ動くか興味がありました。

特に待つことなく直ぐに起動できました。

試合開始前のシーンでもそれほど処理落ちてきなストレスは感じません。

試合中もかなり軽快に動き、ノンストレスです。素晴らしい!!

少し前のゲームではありますがゲーセンでガンガン稼働していたゲームが手のひらで何時でもプレイ可能なことに感動。

最後はアクションではなくRPGのFFX

HD画質にリメイクされたものですね。

解像度がPS2よりも上がっていますがこれまた軽快に動きます。オープニングから重ためだと記憶していますがなかなかどうして軽快に動いています。

いいですね~。画面も凄く綺麗で快適です。

フィールドや戦闘シーンも派手な処理落ちもなく快適にプレイできました。

ゲーム動作確認は以上です。

まとめ

やはり数年前のゲームは3Dゲームでもかなり快適に動作しますね。2Dゲームだと猶更快適だと思います。

新しめのゲームは流石に厳しいとは思いますが割り切れば問題ではないと思います。GPD WIN2は倍以上のスペックなんで多くのゲームが快適に動作すると思いますが

初代の良さとしていえる事は

  • サイズと重量が軽量である
  • 発売から時間がたっている為、トラブル対処しやすい
  • 価格が安価(初代はGPD WIN2の約半額で購入可能)
  • ジョイパッドのモードがDirectInputに対応しており古いPCゲーに対応しやすい

逆に悪いところは

  • バッテリーが過充電不具合を抱えている(100%を超えて充電される為、残容量数値が狂う)
  • OSライセンスがあって無いようなもの(割り当てられるライセンスコードが通らないことが多い)
  • キーボード配列が特殊すぎる(ゲーム対応ボタンが占有しているため全体に左に寄ったレイアウト)
  • 今後のファームウエアやドライバのバージョンアップはあまり望めない
  • ストレージ容量が少なめで増設する手段が乏しい

上記の事が言えますが大抵の事は先人たちが対応策を見つけて解説していただいていますので大きな問題では無いと思います。

後継機にも言える事ですがやはり中国産という事で中華クオリティであり国内メーカーの様な安心感はありません。

ですが、GPD社は非常に良心的なメーカーだと感じています。というのも発売されてから沢山の不具合が出ましたが着実に1つずつ改善し前に進めておりユーザー目線であるといえます。分解したらわかると思いますが中のつくりもしっかりしており各ケーブルが抜け落ちないよう対策がしてあったり非常に好感が持てます。

多少の不具合も対応する意思が必要なのでPC初心者には進められませんがこんな素晴らしいガジェットを世に送り出してくれたことに感謝しかありません。今でも初代は4万円台で購入できるので非常にお得だと思います。

ゲームパッドで敬遠されがちですがこのゲームパッドのアナログスティックがマウス操作に絶妙マッチしていてカスタムすれば非常に快適に操作できるのでゲーム用途だけでなく幅広い用途にも対応できるデバイスではないかと思います。

GPD WIN2が発売間近ですがここはあえて初代GPD WINをおススメします。

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