GPD WINに接続したUSBケーブルのノイズがWifiに影響が出たので対応してみた

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GPD WINで使用していたUSBメモリが壊れたのでm.2 SSDを外付け増設してみた
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上記記事で行った外付けSSDで問題が発生しました。

それは、SSDを接続している場合に限りWifiが接続できなくなる又は速度が出ず非常に不安定になる症状がでました。

なんで!??

特に、SSDにデータアクセスを頻繁に実施しながらネット通信を行う際に顕著にその症状が出ます。

SSD増設以降、steamのアカウントでログインをした際にログインできず、接続していたWifiが「インターネットなし」状態になり最終的には切断され以降アクセスポイントが認識できなくなる事が多発し調子が悪いときはOS起動時から利用できるWifiのアクセスポイントリストに何も列挙されず接続ができない状態になります。

SSDを外すとすぐにWifiの状態が改善され正常に接続でき通信も行えることからSSDもしくはケーブルに何かしらの問題を抱えていると判断しました。

調べたところ、どうやら使用しているUSB3.0ケーブルからノイズが出ておりそれがWifiの電波に干渉している為、Wifi通信に影響が出ている様です。

私のWifi環境は2.4Ghz帯を使用しておりこれがUSB3.0から発生するノイズと非常に相性が悪いらしいです。試しに別のケーブルに変えてみたところ全く症状が出ませんでした。

USBケーブルが問題であることが確定しました。購入したUSB3.0ケーブルはコネクタA→コネクタmicroBでコネクタ形状がL字の物です。これが粗悪品だったみたいで商品説明では3重のノイズシールドを行っていると説明がありましたがまったく効果が無くモロWifiに影響が出てしまっています。5Ghz帯のWifi接続であれば影響を受けないようです。5Ghz帯対応のWifiルータを新たに購入する事も考えましたが他には全く問題の無いWifi環境の為、今回はノイズ対策をケーブルに施し問題が解決できるか検証したいと思います。

用意するアイテム

  • アルミテープ(100円ショップで購入)
  • 絶縁融着テープ(100円ショップで購入)

 

費用は極力安く抑えたいので今回使用したアイテムは上記になります。

合計216円です。

では、ケーブルのノイズを閉じ込める為、アルミテープを使用します。アルミは電波を跳ね返す性質がある事とアルミテープは非常に安価で購入できる事から採用しました。

適当な長さに切り取りこのようにケーブルに巻き付けます。

何重か重ねて巻き付けると効果大です。

コネクタカバーも完全に覆います。

とりあえずどの程度効果があるか一旦接続し通信テストを実施します。

効果てきめんです。今まで不安定で全くアクセスポイントにつながらない又はつながっても通信を開始すると切断されていたのが改善されています。

steamアカウントにログインし試しにゲームをダウンロードインストールしてみました。もちろん増設したSSD内にダウンロードします。

結果、ダウンロードが正常に開始され切断される様子はありません。

効果があることが分かったのでテストはいったん終了し、仕上げの処理を行います。

ケーブルの外装保護の為、絶縁融着テープを巻き付けます。アルミはキズに弱い為、非常に剥がれやすいです。なのでこのように保護するように巻き付けることで強度をあげます。

元々太いケーブルに更に何重もアルミや絶縁テープを巻き付けた為、かなりごつくなってしまいました。使えないよりはマシなので仕方ありません。

接続してみました。なんか物々しい感じで折角の小型端末がすっかりごつくなりちょっと見た目が汚いですね。ちゃんとしたケーブルを買いなおせばいいのですが世に出回っているUSBケーブルは粗悪品が横行しており購入して被膜を剥がし中を見てみないことにはちゃんとノイズシールドされているか分からないそうです。とりあえず使える事を目的とし、見た目のごつさは目をつむります。

改めて、テストを実施。

先ほどと同様にsteamアカウントでログインし、ゲームのダウンロードインストールを再開します。

おおっ!更に状態は改善され通信速度が倍くらいに上がっており完全にノイズ問題を克服できました。どうやら絶縁テープが更にノイズをカットするのに一役買っているみたいです。

もし、USBで増設したデバイスを使用した環境でWifiが不安定になる場合はUSBケーブルのノイズを疑ってください。ケーブルの位置を遠ざけたりできる限り遠いコネクタに接続したりしてみるとノイズの影響を受けているかどうか確認できます。

ノイズ問題であれば今回の様にノイズ対策するか別のケーブルまたはUSBハブを使用する事で問題回避できます。






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