100メガショック!ネオジオ!!
格闘ゲーム好きの人は知らない筈はない「NEOGEO」。
ゲームセンターのSNKアーケード筐体に内蔵されていたゲーム基盤をそのまま家庭用として遊べるようにした画期的なゲーム機です。
格闘ゲームブームの火付け役になりました。格闘ゲームは言うまでもなく「ストリートファイター」が有名ですが、SNKから登場した「龍虎の拳」「餓狼伝説」「侍魂」「キングオブファイターズ」は当時ゲームセンターで大人気のタイトルで私も学生時代腱鞘炎になるほどやりこみました。
当時の製品TVCMでのキャッチコピーが「100メガショック!」で、かなりインパクトがありました。この100メガと言うのは100メガビットを超える大容量であるとアピールするもので最近のディスク容量によく使われる単位「MB(メガバイト)」ではありません。ビットと言う単位はバイトの8分の1のサイズを表す単位でバイトよりも小さいです。100メガショックをバイトに置き換えると12.5メガショックで今見ると全然少ないと感じてしまいますが当時ではこれが凄まじく大容量でした。
因みに他のゲーム機と比較すると、ファミコンソフトの最大容量が1メガバイト(8メガビット)、スーパーファミコンのソフトで6メガバイト(48メガビット)と100メガショックが如何に大容量であったかわかると思います。
ネオジオのソフトで容量の大きいタイトルは「KOF2003」で89.5メガバイト(716メガビット)で当時の2Dゲーム機から見てとてつもないサイズです。
ゲームセンターで100円払ってプレイしていたハイクオリティなゲームが劣化することなくそのまま家庭で遊べるようにしたゲーム機は当時の常識を覆すほど衝撃的でした。
大容量のソフトは容量の数字だけ凄いわけではなく、実際のカセットのサイズも規格外の凄まじい大きさでした。かなり大きい弁当箱くらいのサイズでNEOGEOロムカセットがゲーム機本体と勘違いするほど大きく値段もビッグ(定価数万円)でした。とても学生の買える価格ではありませんが友人がバイトで貯めたお金で購入したソフト目当てに家に入り浸り遊んでいたのが懐かしいです。
そんなNEOGEOアーケード筐体が手のひらサイズに!
本当にやってくれました。最近、往年の名機達がコンパクトなミニゲーム機として復活していく中、「NEOGEO」もミニサイズで復活しました。
単に家庭用に発売されたNEOGEO筐体がミニ化したのではなく、駄菓子屋の横に設置されていたゲーム筐体がそのまま手のひらサイズのミニゲーム機として登場!!
ゲーム画面のモニターやスティックコントローラーもそのまま機能する形でコンパクト化に成功しています。
まさかこんな形で復活するとはまったく予想していませんでした。
本当に当時遊んだゲーム筐体のイメージそのまま小さくなった感じです!!これは30代~40代にはたまらないのではないでしょうか。
先に発売されたファミコンミニとは全く違った路線を行く素晴らしい仕様です。モニターやコントローラーが内蔵されており単体でモバイルゲーム機として利用できる(バッテリーは積んでないので常に電源が必要ですが)だけでなく外付けでゲームパッドを接続し、HDMIコネクタにTVを接続することで通常のゲーム機として遊ぶ事も可能です。
「NEOGEO CD」のような長いロード時間もなく当時数万円で購入していたロムカセットと同等に遜色なく快適にプレイできます。当時の自分に未来でこんな夢の様なゲーム機が登場する事を本当に教えてやりたいです。
前から見たイメージです。
当時のアーケード筐体でプレイした私からすれば本当にそのままのイメージで小さくした感じで素晴らしいの一言に尽きます。
背面から見たイメージです。
左のNEOGEOロゴマークは電源ボタンでしょうか。良いデザインです。右のコネクターはHDMI端子、イヤホンジャック、充電用USB3.0端子、左右の側面にゲームパッド端子(USB3.0端子?)で十分な装備ですね。
ゲームパッドのアップイメージです。
スティック形状ですが指先で操作する為でしょうかスティック棒の長さが短めですね。ボタンはNEOGEO仕様で4ボタンです。スタート、セレクトボタンも装備しています。
実際プレイする操作感が気になりますね。意外に操作しやすいのかもしれません。
40タイトルのゲームが同梱!!
これは凄いです!!SNK40周年という事で40タイトルものゲームが同梱されていてミニファミコンの同梱タイトル30本をゆうに超えます。
リストアップされたタイトルがどれも名作ばかりで素晴らしいですね!!
私は「リアルバウト餓狼伝説」がタイトルに含まれているだけでもう十分です!リアルバウトはNEOGEOで一番やりこんだゲームで思い出深いタイトルです。
欲を言うなら「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」「龍虎の拳2」「ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝」「ギャラクシーファイト」「天外魔境真伝」「SNK VS CAPCOM」が入っていれば尚最高でしたが贅沢は言いません。
こうやって商品化してくれただけで感謝感激です。
NEOGEO mini 公式
発売は2018年7月24日(火) 販売価格12,420円(税込)!!
以下のサイトで予約受付ています。
SNKオンラインショップ(完売)
Amazonプライム専用ページ
現在、完売となっており予約できる状態ではないですがAmazonプライム会員だと予約枠が復活し予約できる可能性はあります。
2018/07/17現在Amazonプライムとして予約購入可能な状態です。
私も予約し忘れて予約できなかったのですが先日、予約枠が復活し無事予約する事が出来ました。2次出荷以降の予約枠になるので手元に届くのは遅くなります。現在の予約枠は9月出荷予定だそうです。
価格が12420円と思っていたより安くてビックリしました。液晶モニタやゲームパッドが内蔵されていて単体でプレイ可能な筐体仕様なので2万円は超えるかと思っていましたが良い意味で裏切られました。
ファミコン、スーパーファミコンのミニは物欲を抑え購入を見送りました。ジャンプ50周年記念のゴールド仕様が出た時はかなりヤバかったですがこれも絶えました。
レトロフリークを所有する物にとってファミコンやスーパーファミコンのゲームは既にプレイ可能なんでコレクターズアイテムとして所有するぶんにはいいですがやはり付加価値要素からみてそこまで魅力的ではありませんでした。
ですがこのNEOGEO miniは付加価値があり過ぎて購入しない理由が思いつきませんでした。レトロフリークではNEOGEO遊べませんし何よりもアーケード筐体のコンパクト化がコレクターズアイテムとして購入不可避なものにしています。
私の予約分は9月なので手元に来るのは当分先ですが届き次第、レビュー記事を書かせていただきます。