古い写真をデジタルにスキャンする為、大量の昔の写真を引っ張り出し整理した時の話です。
昔の写真なので劣化が避けられない為、パソコンのスキャナを使い1つずつデジタルに変換する必要が有ります。デジタルにすれば検索や保管が容易になる為、早いうちにしておいた方が良いと思っていましたが忙しくて中々手を付けられずズルズルと後ろ倒しになっていました。
やっと、まとまった時間ができたので重い腰を上げ作業に取り掛かり写真の整理を始めました。
大量の写真の中から子供の頃の写真が複数枚出てきて懐かしいな~と眺めていたらその中の1枚の写真がある理由で物凄く気になり頭から離れない為、作業が手につかず結果作業を中断する事になりました。
これがその写真です。約35年ほど前のものと思われますが子供の頃の私、sugippeが写っています。
親から買ってもらったプラモのパッケージを開けこれから組み立てるとこでしょうか。付属のセル画?を見ている様子を撮影したものです。写真は35年前という事もあり日焼けし年代を感じざるを得ません。5~6歳の頃でしょうか私の趣味はここから始まっていたんですね。う~ん感慨深いですね・・・・っと子供の頃の私を懐かしむ話をしたいのではありませんでした。
今回注目すべき気になる点とは、この床に散らかっているプラモデルの事です。
ぱっと見、ガンプラに見えますがよく見ると違います。パッケージのイラストを見ても赤いボディのロボットの様なのでシャアザク、ガンキャノン、ゲッターロボ、イデオンと思いつく限りパッケージ写真と見比べましたが一致するものはありませんでした。写真に写ったパッケージはピントが合っていない為ボケており不鮮明な為、ますますわかりません。
とりあえず確認できたことは
- セル画の様なものが付属している
- 赤がメインカラーのボディ
- パッケージの角あたりに数字の「8」が記載されいている
- パッケージ側面をみるとシリーズとして8体展開されている
パッケージの商品名が写っていればよかったのですが悔しい事に切れてしまっており確認できません。3日間この事が頭から離れずインターネットで調べまくりましたが結果、わかりませんでした。途方に暮れ、流石にもう分からないものは仕方がないもう忘れようと思いはじめたころ、何気なくTwitterをみていたら、「○○探しています」的な投稿にコメントが付き親切な方が一緒になって調べているのを見つけ、これだ!!と思い早速Twitterに上記写真を添えて質問投稿をしてみました。私のアカウントは最近ブログの為に作ったばかりのものでフォロワー数も少ないので直ぐにコメントはいただけない、仮にコメントをもらえたとしてもこれだけ調べてわからなかったのだから答えが出ないかもしれないし時間はかかるだろうと思っておりました。
ところが、10分と経たないうちにコメントが1つつきました。親切な方が一緒に探してもいいよと手を挙げてくれたのだなと嬉々としてコメントを読んだところ、いきなりほぼ正解の答えが出てしまいました。ビックリです!!すげぇ~。世の中には凄い人もいるものだと感心しました。
そのいただけたコメントとは
ザ・アニメージ 超銀河伝説バイソンの装甲バトルスーツ ザリグではないか
という内容で早速調べてみたところ確かに超銀河伝説バイソンはプラモデルが商品化されており、オリジナルセル画が同梱されていました。ザリグは赤いボディのロボットでしたが結果これでは無く
「量産型バトルスーツ クロノス」であることが確認できました。なぜクロノスかと言うとパッケージに「8」という数字が記載されていることからシリーズ8番目のクロノスのパッケージを確認したところパッケージイメージが完全一致した為。
後になって思う事は写真を良く見ると説明書が写っておりそこに不鮮明ですが「ザ・アニメージ」とあるではないですか!これで検索をかければもっと早く分かったかもしれなかった・・。説明書に記載された文字は気づいてはいましたが有名なアニメ雑誌「アニメージュ」の事だと思い込みアニメ雑誌の名称では特定ができないなと・・・。まさかそのものズバリの作品タイトルとは思っていませんでした。

これがその時のTwitter投稿です。
コメントいただけた「UNCANNY パパス」様この場を借りてお礼を言わせてください。ありがとうございます!
「UNCANNY パパス」様がコメントいただいたおかげで一気に答えに結び付けることができました。大変感謝です!!
はぁ~スッキリした~!!!
さらに調べてみたらこのバイソンというロボットアニメ?ですが実際にTVで放映していたわけではなく架空のアニメで「ジ」ではなくザ・アニメージで非常に胡散臭く、思いっきりガンダムのパクリのデザインで当時のガンプラの便乗商品であることがわかりました。
パチモンですね。デザインはパクリ臭満載ですが、本家のガンプラを上回る可動範囲を持っていたり、オリジナルのセル画が付属していたりと中々良くできていたみたいです。
写真の謎のプラモも商品名が判明した事によりまた良くない物欲がふつふつとわいてきました。現在、この超銀河伝説バイソンのプラモが買えないかとネットで検索したら私の少ない小遣いではとても買えないくらいむちゃくちゃプレミア価格でした。
一番安いのでも5000円を超えていた!!今は希少なんですね。残念。
ソーシャルメディアの素晴らしさを改めて実感した話でした~。