私は現在、賃貸の一戸建てに暮らしています。
趣味部屋をDIYする場合、賃貸だとどうしても原状復帰前提の為、傷をつけてしまうことを恐れて思い切ったことができません。
最近良く見るカッコよく機能的なDIYは難しい事が多いです。
今回、カッコよくはありませんが機能的なDIY例として手軽にかつ、壁を傷つけない賃貸暮らしにやさしい方法を紹介します。
趣味部屋をシアタールームにする場合、プロジェクタースクリーンの設置方法に頭を悩ませます。吊るすにしても壁に貼り付けるにしてもスクリーンを固定する為、ネジ止めや釘を打つ必要が有り賃貸の部屋だとどうしても難しいものがあります。
そこで・・・・。
プロジェクタースクリーンの設置に最適な突っ張り棒、物干し竿を使用する方法を紹介します!
前提条件
- 釘等で壁を傷つけない
- ローコスト
- 手軽である
用意するもの
- 突っ張り棒 x2 (170-280cm)
- 物干し竿(166-300cm)
- ポール用フック x2
- 結束バンド
- 電動ドリル
- 固定用ネジ
いきなりですが、完成の写真です。
スクリーンを下した状態。
スクリーンを上げた状態。
上の写真を良く見ていただければわかると思いますが突っ張り棒2本を左右両側に立てて設置し、その間を物干し竿を横に固定しています。
物干し竿固定にはポール用フックを使用しています。スクリーンを吊るす高さの位置にフックを固定するのですがそのままだと重さで徐々にズリ落ちてくる為、電動ドリルでフックと突っ張り棒を貫く形で穴をあけます。
その穴にネジを強引にねじ込み完全に固定する事でズリ落ち防止しています。
左右両側のフックを固定出来たらこの様に物干し竿を横にかけて設置。スクリーンを物干し竿に沿って結束バンドで等間隔で縛り上げて固定します。
しっかりと固定すればこのようにスクリーンを引っ張り下ろしてもグラつかず展開することができます。
スクリーンを設置した向かい側の壁はこのようにメタルラックでデジタル機器の格納棚を設置。最上段にプロジェクターを設置します。
プロジェクターです。これは相当古いモデルでBenQのmp720。2006年発売のモデルで12年前の製品です。
古いのでHDMIは対応していません。VGA端子、DVI端子、S端子、コンポジット端子を実装し1024×768で低解像度です。DLPタイプのプロジェクターでオフィス用の為、2500ルーメンと比較的明るい光度になります。
光度が高い為、照明を消さなくてもそこそこの明るさでスクリーンに投影された映像を視ることが可能です。まだまだ現役です。
Youtubeで公開中のプロジェクタ動作の映像
実際にプロジェクタ投影しているショットを公開!
家のレトロゲー達の動作確認もかねて紹介していきます。
プロジェクタ起動ロゴ
ソース選択メニュー
とりあえず部屋に転がっているゲームを数点起動してみました。
これは中古ジャンク500円で購入し修理したツインファミコンです。ディスクシステムのドライブをベルト交換しビデオ端子の半田クラックをなおしました。
修理の詳細はまた改めて書かせていただきます。動作良好です。
スーパーマリオブラザーズ
ツインファミコン ディスクシステム起動画面
プレイステーション2です。発売当日に購入してから故障もせず元気に動いてくれています。アップスキャンコンバータを使用しRGB端子に変換し出力しています。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
結構やりこみました。アニメが元ネタのゲームなんで期待してませんでしたがかなり面白かったのを覚えています。難易度もそこそこで長く楽しめました。
PS2 真女神転生Ⅲ OCTURNEマニアクス
これは私にとって神ゲーですね。未だに暇があればプレイします。ストーリーも良くまったく飽きません。
PS2 龍が如く
これは職場の同僚の先輩から頂いたものでまだ未プレイです。近々、プレイしたいと思っています。
Dream Cast CRAZY TAXY
RGB変換デバイスでRGB化し出力しています。
これも相当遊びましたが未だにクラスSより上のランクになったことがありません。これも偶にプレイしますね。
サターン リンダキューブ 完全版
以下の経路で映像出力しています。きれいに出力されますが、なんか無駄な変換の様に思えます。
RGB21PINケーブル→HDMI変換アダプタ→RGB出力変換アダプタ
これは名作ですね。PCエンジンで発売以降、プレイステーション、セガサターンに移植されました。
モンスターが独特のデザイン、ストーリーがノアの箱舟よろしく地球が滅ぶ前提かつ内容がかなりぶっ飛んでいてちょっとヤバめです。ヒロインの両親が衝撃的な設定だったのを覚えています。
レーザーアクティブ LDROM2 これは結構レアなハードです。レーザーディスクのゲーム機です。今の若い子はレーザーディスクの存在を知らないのではないでしょうか。
PCエンジン、メガドライブがオプションドライブを交換することでこれ一台で遊べるだけでなくLDゲームも起動できます。本体も馬鹿でかく値段も当時定価確か7万円を超えていたかと思います。
今、他に持っている人いるのかな~。これも改めて書かせていただきます。
これはコンポジット端子しかないのでそのままプロジェクタに接続して出力。
レーザーアクティブ LDROM2 悪魔の審判 デーモン小暮閣下が心理テストをしてくれるゲームです。閣下の若かりし姿が拝めます。
他にゲーム的要素はなく選択したテーマに対し質問に答えその結果を閣下から告げられるだけのクソゲーなんですが何故かプレミア価格になっていたりします。
レーザーアクティブはこちらで詳細を紹介させていただいています。
PC9821 PCFXGA Battle Heat! これはPCFXのゲームなんですが、22年前に購入し未だ現役のPC9821 Xa7eにPCFXGAというPCFXのCバススロット版のゲーム開発基盤によって起動させているものです。
わかりづらいですね。これもまた改めて書かせていただきます。
このゲームは格闘ゲームの一種なんですが、コマンド入力によりドット絵ではなくセル画のアニメーションが再生される特殊な部類のゲームです。PCFXの特徴であるアニメーションのノンウエイト再生を活かした内容になっていて
コマンド入力の速度に対応してガンガンアニメします。攻撃に対しカウンターを2回まで繰り返し反撃できる仕様の為、先に技を出させ2回カウンターできたら必ずヒットしてしまう事でゲームが単調になりあまりはやりませんでした。
キャラクターデザインがアニメの北斗の拳を担当された方が担当なのでファンタジー版北斗の拳を見ているようで楽しいです。アニメーションも素晴らしく見ているだけで満足です。
Street Fighter X Tekken on Steam これは最近の(と言っても数年前ですが)ゲームですね。PC環境のSteam版です。
10年近く前のPCでCore2Duoを搭載した環境で実行しています。これぐらいのゲームだったらサクサク動くんでまだまだ現役ですね。
軽量ゲームとAmazonプライムビデオ再生専用機にしています。
ゲームの動作写真は以上です。途中でかなり脱線してしまいました。話を戻し、プロジェクターですがこのように突っ張り棒をスクリーン設置に使用することで簡単に取り外しができ
キズもつかない為、賃貸でも気軽に導入可能です。物干し竿を固定するため電動ドリルで穴開けがいりますが2つ穴をあけるだけですし、電動ドリルもアマゾンで2000円以下で購入した物で対応可能です。
突っ張り棒を縦に使用することでスクリーンの重量を気にする必要が無く安心です。予算も設置費用だけで考えると突っ張り棒1000円2本(ニトリで購入)、物干し竿500円(ニトリで購入)、ポール用フック500円(楽天で購入)2個で合計3500円ほどで
メインの物は大体そろってしまうので高く見積もっても約4000円ほどで設置できてしまいます。手間もあまりかかりませんのでスクリーン設置に悩んでいる方は一度試されてみては?失敗しても4000円の出費で済むためサイフにやさしいです。
失敗しても突っ張り棒、物干し竿は別に流用できるので無駄がありません。おススメです。