ホットトイズより発売されたダイキャストシリーズ4作目「ロボコップ」を紹介します。
映画ロボコップは1987年に公開されたSFアクション映画です。犯罪者により殺され殉職した警官(アレックス・マーフィ巡査)の遺体をサイボーグ化しサイボーグ警官として生まれ変わったロボコップが活躍するストーリーです。
サイボーグ警官なので当然生身の警官より強いのですが結構敵にやられてしまう事も多く無敵といった感じよりより現実的なサイボーグ警官です。食事はベビーフード(離乳食)でとり、動きもそれほど俊敏な感じというよりはロボット的な動きだったりして結構隙をつかれ倒されたり挙句の果てにバラバラに解体されてしまったりします。(子供の頃みて結構ショッキングな映像だったのを覚えています。)それ故に愛嬌があるというか完璧でないところが良かったりします。このロボコップの続編でロボコップ2が一番好きで特に悪役のケインが非常に良いキャラで適役としてお気に入りです。
このケインは麻薬密売組織のボスでロボコップに重傷を負わされ結果ロボコップ2号としてサイボーグ化されるのですが自身が麻薬中毒者だった事とロボコップの復讐心から暴走します。暴走したケイン(ロボコップ2号)とロボコップが戦うシーンがカッコよく何度も繰り返し観ていました。
ホットイズから既にロボコップは商品化されていたんですが私がホットトイズを集めだした頃には既に入手困難になっており諦めていたんですがダイキャストとしてリメイクする事になり当時の私は嬉しくてたまりませんでした。当然即予約し発売されるのを今か今かと心待ちにしておりました。
2014年今から4年前に発売され、ようやく念願のロボコップをゲットできました。以降、ドッキングステーション付きやマーフィー巡査とセットのバトルダメージ版が発売されています。ワケあって私が所有するのはこれ1体のみですが非常に満足しています。
パッケージです。発泡スチロールのボックスを上下カバーする形の構成になっています。ダイキャストシリーズは全て同じ仕様です。
ダイキャストは重量があるので結構しっかりとしたケースですね。
付属品です。ダメージパーツ、口元替パーツ、データ読み取りニードル仕様こぶし、手パーツ、ボイス再生リモコン、スタンド、シャチハタみたいのは胸パーツ交換用のマグネットだったと思います。
ダイキャスト製との事で非常に重量がありしっかりしています。ですが全身ダイキャストというわけではなく外装は一部のみダイキャスト仕様になっており大半がプラボディです。その点は凄く残念ではありますがこの外観を見てわかる通り劇中のロボコップのまま細部まで再現されたこのフィギュアは十分に残念な点をカバーしていると思います。
どのアングルから見ても見事にロボコップそのものです。かっこいいですね。このロボコップ特有のずんぐりとしたスタイルも見事に再現されています。
上半身のアップです。写真では通常の表情になっていますが口元パーツが全部で3種類(通常、食いしばり、口を少し開けている)あり表情を変えることができます。
ロボコップ2から確か外装ボディのカラーは少し青みがかったシルバーになったと思いますが1作目のシンプルなシルバーでこちらの方が好みです。
胸部腹部のアップ
足元のアップ
ロボコップといえば愛銃の「オート9」が有名です。当然、このオート9も見事に再現しています。嬉しいことに細部まで作りこまれマガジンを分離できるプラ製と重厚なダイキャスト製の2つが付属しています。
劇中と同じくふくらはぎに銃を収納する事も可能です。
こんな感じでパカっと開き銃を取り出すことが可能です。ダイキャスト版は重量があるので手に持たせてグリップするのは難がある為、通常ふくらはぎに収納しています。
オート9を構えてポージング
むちゃむちゃカッコいいですっ!!劇中まんまでたまりません。
やはりオート9を構えると素晴らしく様になり文句のつけようが無くカッコいいです。
隠しギミックとしてボイス再生機能が実装されています。
このように胸部パーツを外すとわかりやすいです。左胸にスピーカーが内蔵されています。付属のロゴマークリモコンのボタンを押すと劇中の音声が再生されます。
更にダメージパーツも付属しておりバトルダメージ仕様に変更する事も可能です。
頭部と胸部のパーツを差し替えるとこのようにダメージを負ったシーンを再現できます。
更に特筆すべき点はこの頭部バトルダメージパーツでバイザー部が破損し中から瞳が露出して凄くリアルです。ちょっとグロテスクかもしれませんが凄く細かく作りこまれています。
出来ればロボコップ2に登場するケイン(ロボコップ2号)を製品化してくれると嬉しいのですが難しいでしょうね。
所有欲を満たしてくれる素晴らしい逸品です。現在も比較的入手しやすい1体となりますのでこれを機会にゲットされてはいかがでしょうか。